仮想通貨ETFについて

現在、株式投資をしていても、仮想通貨のニュースを耳にするにようになりますし、多くの投資家が仮想通貨を無視できなくなっていると感じます。トランプ大統領が就任してから、仮想通貨に関する動きなども増えていると感じています。そこで、今日は、仮想通貨取引所ではなく、一般的な証券口座から購入できる仮想通貨/ビットコインETFを紹介したいと思います。

ビットコイン/仮想通貨のETF

ビットコインETFとは、ビットコイン(BTC)価格に連動して価値が変動する投資商品です。ETFは「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」と訳されます。

今までは、仮想通貨/ビットコインは、仮想通貨取引所&交換所でしか購入できず、取っ付きにくい印象もありました。しかし、通常の証券取引市場に上場したことにより、証券取引所のルールに従って、株式と同じように売買することができるようになったのです。

参考までに、ビットコインETFの歴史を下記記載します。特に24年1月の承認により市場への認知度が大きくなったと言えます。

2017年03月;ウィンクルボス兄弟がビットコインETFの申請を行うが、SECが却下。

2017年12月;CBOE (シカゴ・オプション取引所)にビットコイン先物取引が上場。

2018年03月;CBOEがSECにビットコインETFの承認を要請。他のファンドも申請するも非承認。

2021年10月;SECが初めてビットコイン先物ETFを承認。ProSharesビットコイン先物ETFが承認。

2024年01月;SECが現物ビットコインETFを承認。BlackRockやFidelityなど複数のETFが承認。

仮想通貨ETFのメリット&デメリット

ここでは、仮想通貨を直接購入する場合とETFで購入する場合を比較してみたいと思います。

<メリット>

①購入のしやすさ

仮想通貨の取引所の口座開設をしなくとも、通常の証券会社の口座で購入ができます。

②税制上の有利さ

これは国によって異なるのですが、ビットコインETFはあくまで証券なので、通常の株式や投資信託と同じ税制が適用されます。米国(州によって変わる)では仮想通貨も株式投資も同じ税率ですが、日本だと仮想通貨の取引の方が高い税になるケースが多く、有利と言えます。

③安全性

仮想通貨を直接購入する場合、案内所のセキュリティや、自身のハードウォレットで管理することになります。特に日本でも仮想通貨取引所が不正アクセスされ通貨が流出する事件がありました。ETFの場合は、大手のETF運用会社が管理し、SECにも監視されているため、安全性は高いと思います。

<デメリット>

①手数料

ETFですので、運用会社に対して、信託報酬(運用手数料)が発生します。ビットコインを直接保有する場合はこのようなコストは発生しませんので、これは追加コストとして認識が必要です。また、手数料もパッシブ運用のものであっても、やや割高なものもあります。

②取引時間の制限

ビットコインそのものは24時間365日市場が開いており大きく乱高下します。そのため仮想通貨取引所は24時間365日取引することができます。

一方、ETFはあくまで証券取引所の市場時間内でしか取引できません。そのため、証券市場がCloseしている時に大暴落があった場合、何もできず、ただ証券取引所が開場する時間を待つしかなく、大暴落した後にしか取引できないといったケースがあるかもしれません。

③通貨としての機能制限

本来、ビットコインは”通貨”としての価値や使用方法があります。現在でも、一部の店においては、このビットコインで買い物ができたりするのですが、もちろんETFで保有していてもお店での決済機能はありません。

購入方法

①アメリカの証券会社

アメリカの証券会社であれば、ETFを扱っている証券会社であれば、基本的にはどこの証券会社でも購入は可能です。ETFの項目から、仮想通貨のTickerをインプットすれば、自由に購入できます。

②日本の証券会社

日本の場合、現時点(2025年2月時点)では、暗号資産関連のETFは承認されておらず、売買することはできません。

ただ、直近、金融庁がこの仮想通貨ETFの取引を承認することを検討し始めた、というニュースが出ました。25年6月中に制度改正の方向性を公表、秋以降の金融審議会での議論を経て、2026年の通常国会に関連法の改正案提出を目指す、という時間軸のようですので、まだまだ時間がかかりそうです。

仮想通貨ETF

それでは、具体的なETFを下のように紹介したいと思います。

現在メインはビットコインですが、アルトコインであるイーサリアムもETFとして出始めています。

また、次はリップルや複数仮想通貨ETFなどが申請されており、今後が楽しみです。

 

ビットコインETF一覧

現物ビットコインのETFです。まだ商品として販売されて間もないですが、

純資産などで大きな差が出ているかと思います。

ティッカー(商品)正式商品名経費率純資産
GBTCGrayscale Bitcoin Trust1.50%$20.46B
ARKBARK 21Shares Bitcoin 0.21%$5.18B
BITBBitwise Bitcoin0.20%$4.27B
BRRRCoinShares Bitcoin0.00%$900.92M
BTCOInvesco Galaxy Bitcoin0.25%$809.43M
BTCWWisdomTree Bitcoin Fund0.00%$411.28M
DEFIHashdex Bitcoin0.94%$16.1M
EZBCFranklin Bitcoin0.00%$785.41M
FBTCFidelity Wise Origin Bitcoin0.25%$21.76B
HODLVanEck Bitcoin0.00%$1.47B
IBITiShares Bitcoin Trust0.12%$59.02B

※上記数字は2025年2月13日の数字です。

※経費率については、隠れコストがある可能性もあるかと思います。

※上記以外に、先物やレバレッジETFも存在しますので興味ある方は調べてみてください。

イーサリアムETF一覧

現物イーサリアムについても載せておきますので、参考にしてください。

ティッカー(商品)正式商品名経費率純資産
ETHEGrayscale Ethereum Trust2.50%$4.42B
ETHWBitwise Ethereum ETF0.00%$345.57M
ETHAiShares Ethereum Trust0.25%$4,10B
ETHVVanEck Ethereum Trust0.20%$151.83M
CETH21shares Core Ethereum0.00%$17.91M
FETHFidelity Ethereum Fund0.25%$1.39B
EZETFranklin Ethereum ETF0.00%$41.60M

※上記数字は2025年2月13日の数字です。

※経費率については、隠れコストがある可能性もあるかと思います。

(上記の記載はあくまで参考です。御購入の際は自身の責任で行ってください。)

興味ある方は是非、購入してみてください!

ではまた。

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