今日はアメリカのハンバーガー事情について書きたいと思います。アメリカの喫茶店やカフェに行くと、サンドイッチのような軽食があるのですが、日米で解釈が違ったり、日本人にとっては馴染みのない言葉も多く、オーダーする際の参考になるように、ここで解説したいと思います。
Hamburger
こちらは、日本でも馴染みのあるものだと思います。両端の丸いパン(バンズ)で肉が挟まれたものを言います。日本でも様々なHamberger店があり、想像しやすいと思います。ただ、アメリカの場合、”牛肉”を挟んだものだけをHamburgerと言います。
日本では、フィッシュバーガーやチキンバーガーといったようなものが存在しますが、これはHamburgerとは呼ばず、後に述べるSandwichと言われます。
Sandwich
Sandwichはパンとパンの間に肉や野菜などを挟んだもののことを言います。特に中の具材が何かは問わないです。なので、HambugerもSandwichの一種に含まれるようですが、牛肉のものに限ってはHamburgerという言われ方をするようです。アメリカでは、一般的に、チキンやフィッシュなどを挟んだものをSandwichと呼んでいます。また、日本では四角のパンで挟んだものが多いですが、アメリカでは丸いパン(バンズ)でチキンや魚を挟んだものが多いです。(※日本で一般的なサンドイッチ(食パンで肉/サラダ/チーズなどを挟むようなもの)は、ほとんど流通していません。)
Wrap / Wrapper
こちらは、柔らかいフラットブレッドで、ハム、ソーセージ、野菜などを巻いているもの指します。フラットブレッドとは、主にトルティーヤに言われるものが一般的です。また、アメリカの喫茶店だけでなく、メキシコ料理でもよくメニューになっており、こちらでは、Burritoと呼ばれます。
Biscket
こちらはアメリカ南部特有なのですが、Popeyes, Bojanglesといったファーストフードがあります。ここでは、記事がスコーンのような生地のもので、チキンやエッグを挟んでいます。これらは、見た目はハンバーガーですが、生地がBiscketなので、肉などを挟んでいてもBiscketと呼ばれます。パンでは無いので、お菓子のような感覚で食べられています。
Hoagie
こちらは、Sandwichの種類の一つで、Submarine Sandwichとも言われます。南部エリアではHoagieと呼ばれる様です。細長いパンを縦に切って、その間に様々な具材(肉や野菜やチーズなど)を挟んだものを言います。いわゆるSUBWAYの様な形のサンドイッチをこの様に呼びます。
地域によっては他にもあり、ここで網羅できていませんが、参考にしてみてください。
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